新聞記事に,トマト栽培農家の方は,先端部分の葉に目を凝らしツヤ,色で木の健康状態をみるとあった.
根っこが一番大事だが,根は見られないので生育状況が一番分かる先端部分でこれからを判断するそうである.
結実した玉ではない事に少々驚く.
なる程と納得はしたが,はてそれだけだろうかとも思った.
コンピュータ制御を考えた時,今の状態は勿論大事であるが,今の状態と,過去の状態のフィードバックで,これからを制御するだろう.
恐らく,この農家の方も最新の情報(今を)は見るのであろうが,出来上がったトマトの状態から次はどうするかの判断も同然ながらしているのではないだろうか.
トマトは,適切な温度管理などを行えば何回も(何回くらいかというのは失念したが.)収穫する事が出来
ると聞いたことがある.この繰り返しを好循環に導くのが良いトマトを作る農家の知恵なのだろう.
製品開発の手法にも通じるものがあり,扱うものは違うがお手本となる事が多い物だと改めて思う.
只,自然を相手の農業の方が大変な作業の様にも思える.
ICTの分野では,IOT(Internet of Things),ビッグデータと言う言葉を良く聞くようになったが,様々なデバイスからの膨大な情報を如何に効率良く処理するかが重要となる.
出来るだけ早く行う処理(今すぐに),多くの情報を集め分析し社会に活かす(過去の情報を蓄積),等々いろんな情報の使い方があり,どの情報が何に有効かという事も考えなければならない.
むやみやたらと情報収集すると個人情報の問題も当然ながら起こって来るであろう.
過去・今・将来,ICTに関わる技術者の真価が問われているのだろう.